こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!
春がやってきた2023年の3月31日に突如北欧館・ビジネスインロイヤルが閉館するというニュースが入ってきました。
今回はそんな北欧館の閉館についてのニュース記事になります。
え!!!すごい突然だね!?
なんの予告もなかったから大阪のみならず全国のゲイで話題になってたよ。
発展場の男性専用サウナの北欧館とは
北欧館は男性専用のサウナで、堂山町にあることから数多くのゲイに愛された発展場でした。
地下1階〜6階まである大型の施設で24時間営業なので終電を逃したゲイの仮眠場所としてもかなり重宝されていました。
また、地下1階はブルーゾーン、6階のスカイゾーンは39歳以下しか入場できないエリアで発展場としてもかなり人気でした。
館内には大型のサウナ、浴場、シャワーブースや休憩スペース広々としていてゆっくりできる大阪では最も集客していたんではないか?と思う発展サウナでした。
発展場のビジネスインロイヤルとは
堂山がキタエリアと呼ばれてるのに対し大阪の浪速区にあるエリアはミナミエリアと呼ばれています。
そのミナミエリアの中でも南のほうにある恵美須町、通天閣付近にあるのがビジネスインロイヤルです。
大阪のミナミエリアの中でも通天閣付近は大ミナミとも呼ばれていて年齢層が少し高めのゲイバーなどが多く立ち並んでいます。
一方で最近は東京で人気店の二代目刀が大阪店をオープンしたり、20代30代が集まるゲイバーも数々オープンしており老専だけじゃないエリアになっています。
ロイヤルは比較的GMPD専の発展サウナ
比較的オールジャンルである堂山町の北欧館に比べてロイヤルはGMPDのゲイが多いサウナです。
年齢層は20代〜50代が中心で比較的30代オーバーが多い印象で、20代や若い子は年上好きのゲイが多いです。
設備は北欧館と同じくドライサウナ、スチームサウナ、大浴場など整っています。
また、ロイヤルでは屋上が開放されているので暖かい季節にはここで日焼けをすることもできます。
2023年3月31日をもって北欧館・ロイヤルが営業終了
2023年の3月31日にとある張り紙がツイートされ、Twitterをやっているゲイの中では話題になっています。
北欧館並びにビジネスインロイヤルが2023年3月31日をもって営業終了するという内容でした。
特に張り紙では理由なども記載されておらずゲイ界隈では、4月1日を前にエイプリルフールネタなのか?ショックすぎる!行きたかったのに!などツイートが相次いだ模様です。
僕も北欧館には20代の頃に行ったことがありますが、予想よりも遥かに綺麗で、個室に泊まったときもビジネスホテルより清潔感があって広々とした部屋にびっくりしました。
大浴場も広々してるしサウナもしっかり楽しめる。
そんな大阪の人のみならず全国のゲイに愛されていた北欧館・ビジネスインロイヤルが閉館するということで2023年のゲイのビッグニュースなのは確実です。
北欧館・ロイヤルはなぜ閉館したのか?
2023年3月31日をもって北欧館・ロイヤルが営業終了することについて数々の憶測がSNS上でもつぶやかれました。
理由① 光熱費高騰による経営難
最も多いのは経営難だったのではないか?という声でした。昨今の原油高で光熱費は数年前に比べて倍増しています。
都内の銭湯でも1ヶ月の100万円のコストが増えた。という声も多く上がっています。(参考:新宿の銭湯は「ガス代が1.5倍の70万円」、サンシャイン水族館は「イワシの水槽を18度に」 光熱費高騰の直撃を受けた人々が取る“ギリギリの生存戦略”とは)
なので24時間営業で、サウナや大浴場もある北欧館ではコストが増えすぎて耐えられなくなったのではないかということです。
さらにコロナ渦も影響して客足が減ってしまったことからも営業できない状況になってしまったことも考えられます。
北欧館やビジネスインロイヤルはフロアも多く空調や照明の電気代、サウナ、大浴場のガス代、ともにコストがかなりかかる部分なので入場料を倍にしないとやっていけないくらい経営が難しくなったんじゃないか?と個人的にも予想しました。
理由② 都市開発による影響
北欧館と同じ地区にあるアップルハウスやヌーダというラブホテルもコロナ禍で閉店しています。
このエリアで大規模な都市開発がもしある場合は売却することになってしまったんではないか?という予想です。
東京でも発展場が閉店する際に都市開発による影響であることも数多くあります。
大阪の梅田エリアも絶賛都市開発中で、堂山町にもどんどんホテルやマンションが建設されているので道路の区画整理も含めてこのエリアでもしかしたら都市開発があるのかもしれません。
理由③ 大阪・堂山のゲイ人口の減少
コロナも影響しているとは思いますが、大阪の堂山町は10年前に比べて大きく状況が変わっています。
ノンケ向けのお店がさらに中心となっていて、かつてゲイバーだったお店も閉店してキャバクラやガールズバーになることも多くなっています。
新宿二丁目のようにゲイだけの街ではない分歩く人もノンケが多く会社の人に身バレしてしまう恐れも多く保守的なゲイにとっては遠ざける街となってしまいました。
また、堂山町のゲイバーは他県のゲイバーに比べて価格設定が高いことも客離れの影響があります。
東京ではボトルを入れてる場合、セット料金のみで飲むことができますが、大阪はボトルを入れても割り物は500mlくらいのデキャンタに入れた割り物が1000円〜発生します。
なので鏡月のボトル1本を入れて飲み切る場合普通に1万円は超えてしまいます。
そのため若い人の客足が減ってしまっています。
また、僕と同じく東京に上京するゲイも多く、気づいたら大阪の僕の友達のほとんどが東京にいます。
年に1回くらい大阪に遊びに行くけど、だんだん堂山町も元気がなくなってるように感じるね。
僕が20代前半のときに堂山町で遊んだときに比べたらゲイバーもかなり減ったように思うかも。
理由④ 経営者が高齢で手放さないといけない状況になった
これも詳しいことはわかりませんが、経営者だった方が高齢で経営も難しい状況になったので整理するためにも売却したんではないか?という予想です。
光熱費の高騰などのコスト高騰と客離れが進んでしまったので、このタイミングで一等地の土地を売却したんじゃないでしょうか。
堂山は最近、ホテルやマンションがかなり多く建設されているのでおそらく一帯に大型のマンションが建設されるのでは?とも思っています。
北欧館・ロイヤルの閉館の影響は?
北欧館やロイヤルの営業終了はどういう影響を及ぼすのでしょうか?
僕が予想する中で一番大きい影響と考えるのは泊まる場所がなくなることによって、終電を超えても飲むゲイが減るんじゃないか?ということです。
よくゲイバーで飲んでる人を見てても、「もう終電ないし!北欧館で泊まるしかないな!」みたいな会話です。
保険として泊まれる場所があるのと、ないのでは全く違います。
なんとしても終電で帰らないと!!となるのでゲイバーのお客さんも影響があるでしょう。
また、巨大な発展場が2箇所なくなるのでさらに堂山のゲイ人口は減ってしまうんじゃないでしょうか。
さらにここが区画整理され、都市開発で大型ホテルやマンションが建設された場合周辺にもかなり影響があるのでこれからのこのエリアの動向には目が離せませんね。
そういえば、ハスキーくんは発展場で寝泊まりって意外としないよね?
そうだね。僕は潔癖なところがあるのと、自分のベッドじゃないと眠れない神経質なところがあるから高くてもタクシーで帰るね!
まとめ
2023年の春に少し残念なニュースが入ってきて僕はちょっと切ない気分になりました。
何日に営業終了という予告なら、閉館前に一度行ってみたかったんですが、残念ながらもう北欧館は営業終了してしまったのでそれも叶いません。
大阪の発展場もどんどん減ってしまっているので今後どうなるんだろう…と思いました。
光熱費の高騰やコロナの影響は補助金がなくなるこれからがさらに厳しい状況になるので、冷える一方ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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