こんにちは!ゲイでブログを書いてる平凡なサラリーマン、のびのびハスキー(@Gay_husky)です!
今、アメリカではフロリダ州で成立した通称「ゲイと言ってはいけない法」ってご存知ですか?
毎日ネットのニュースではこの関連のニュースで溢れています。
日本ではまだまだ話題になっていませんが、アメリカを中心に世界ではすごく問題になっているので今回はこの「ゲイと言ってはいけない法」とはなんなのか?
何がだめなのか?ゲイリーマンの僕なりに考えてみました。
最後にコメント欄でみなさんのご意見も聞かせてもらえると嬉しいです。
(参考ニュース記事:小学校での「性的指向の議論禁止」法案、フロリダ州で可決の見通し 米政府は非難)
ゲイと言ってはいけない法ってやたらネットニュースで毎日騒がれてるよね!
そうなんだよ!だから僕も気になって色々調べてみたよ!
- ゲイと言ってはいけない法とはなんなのか?
- LGBTQ関連の最新ニュース
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通称「ゲイと言ってはいけない法」とは一体なんなのか?
ご存知の方も多いとは思いますが、アメリカのフロリダ州で学校での「性自認の議論禁止」法という法律が成立しました。
それに反対派は「ゲイと言ってはいけない法」と呼んで揶揄しています。
この法案に対し、バイデン政権は支援が必要な子どもを傷つける法案だとして猛反対しています。
米南部フロリダ州のデサンティス知事は法案を支持する意向を示しています。
教員が性自認などについて生徒と会話することは「まったく不適切」と指摘し、「学校は読み書きや科学、歴史などもっと基本的なことを教える必要がある」と語っています。
つまりゲイを否定しかねないという法案なんだよね!
うーん。。そうなるね…こんな法案が成立するんだね…
そもそもこの法案が作成された背景
この法案を提出したのは共和党のジョー・ハーディング下院議員と共和党のデニス・バクスリー上院議員でした。
ハーディングは1月20日にこの法案について「人間が持つ最大の責任である、親としての権利を守るためのものです」とThe Hillでコメントしており、これに支持が集まったと言われています。
ただ、この法案には、禁止される具体的な会話内容や話題は明記されていなくて、先述のとおり“初等教育レベル”という言及に留まっていました。
法案成立までの経緯
法案成立まえの経緯を詳しく下記にまとめています。かなり詳細に書かれているため、読み飛ばしても問題ないです。
この法案は、3月28日にフロリダ州知事であるロン・デサンティス氏が法案に署名し、法律として効力をもつように。まず初めに、2月24日、フロリダ州議会下院が69対47の賛成多数で可決。その数日後、2月28日に州上院の最終委員会に承認されると、上院本会議での採決に持ち込まれ、3月8日に22対17の賛成多数で可決。デサンティス州知事のもとへと送られた。この法律は7月1日に施行される予定で、2023年6月30日までに、学校側はこれに対応する必要があるという。
政府の発表によると、2月18日、ハーディング氏は、学校側が生徒の性的指向または性自認を知った後、6週間以内に両親または家族に知らせることを義務付ける修正案を提出した。修正案には次のように記載されていた。「学校長またはその代理人は、親にその情報を(ただちに)開示しない場合、利用可能なすべての政府資源を用いて、6週間以内にその情報を開示する計画を策定しなければならない」。2月22日に下院が招集され、法案全体の審議と投票が行われたが、会議のわずか1時間前にハーディング氏はこの修正案を取り下げた。
(Harper’s BAZAARより引用)
「ゲイと言ってはいけない法」が問題なのはなぜ?
ではなぜこの「性自認の議論禁止」法、通称「ゲイと言ってはいけない法」が問題なんでしょうか?
ネットで色々と記事を読み調べてまとめてみました。
LGBTQ当事者の偏見や差別が助長されかねない
アメリカの共和党を中心とした保守派は、LGBTQに関する話題は学校ではなく家庭で話し合うべきだとして、この法案に賛成しています。
それによってLGBTQの議論が学校から排除されてしまい、偏見や差別が広がってしまうんではないかという問題点があります。
学校でLGBTQの議論ができなくなるから、制限されているもの=よくないものみたいなイメージになりそうですよね。
僕はそんな印象を受けました。
ディズニーからも痛烈批判もあった
連日、ディズニーもこの法案に対し反対の声明も出しています。
「性的マイノリティを支援せず、利益得るだけ」と痛烈批判していました。
(参考:ディズニーは「性的マイノリティを支援せず、利益得るだけ」と痛烈批判も。「ゲイと言ってはいけない」法案めぐり何が起きてる?)
この法案に対するSNSでの反応
ゲイリーマンが思うこの「ゲイと言ってはいけない法」について
この「ゲイと言ってはいけない法」って一見ゲイをはじめとするLGBTQにとって良いもの。みたいに見えるのが厄介だなって思いました。
似たようなことが日本でもあります。
それは「性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案」(「LGBT理解増進法案」)です。
この法案もLGBT差別禁止法も本当にゲイである僕とかLGBTQの人たちにとっていい法案なのか?と言われると微妙なところです。
内容が結構複雑で…結構理解が難しいです。
実は蓋を開けてみるとLGBTQ当事者がさらに生きづらくなってしまう!という法案だったりするので僕もこの問題は他人事じゃないなって思って見てました。
この「ゲイと言ってはいけない法」によって、ゲイなどのLGBTQ当事者がもっと閉鎖的なものになってしまったら思春期の子どもたちは大変つらい思いをするだろうなって思います。
僕も日本で育ったので、その閉鎖的な感じ、タブーな感じは味わっていました。
なので議論することを禁止するということは将来辛い思いをするLGBTQの子どもが増えるのでは?と結構不安に感じました。
日本でもし同じことが起きたらゲイリーマンはどうする?
僕は「ゲイと言ってはいけない法」が日本でも、もし可決されたらどうなるのかな?というのを考えてみました。
アメリカよりも日本の場合は事態は悪くなると予想できます。
なぜなら日本の場合、そもそも先進国の中ではかなりLGBTQの理解が遅れている国で、同性婚も今のところ全く実現の兆しもありません。
そんな古い時代のまま進んでいる日本ではこの法案が通ってしまった場合、今よりも差別は進んでしまうでしょう。
同性愛、ゲイなどの単語もタブー化されてしまうようになり、どんどんLGBTQという言葉にも抵抗を覚えてしまう人も増えてしまうかもしれません。
日本では他の国に比べてルールを厳守する国民性なので、法律で決まってしまうと反対する運動やデモはアメリカに比べてかなり弱いものです。
結局世の中を民間人が変えて動かすのはかなり難しいとされているのが日本なので、僕は反対の気持ちを持ちつつモヤモヤしたまま過ごすことになりそうです。
結局政治は変わらないしなあと諦めてしまうっていうのが本音です。
最後に
どうでしょうか?結構複雑な問題だったので、僕もまだまだ勉強不足というのが正直なところです。
ただ一方で願いはただ一つ、「これから先に生まれてくる子どもたちがLGBTQ当事者だった時に悲しんだり悩んだりしない未来だったら良いな」ってことです。
僕の世代でもゲイであるということは全然言えるような世の中では全然ないです。
僕も幼少期は何度も何度も苦しんでしまい、なんで自分は「普通」じゃないんだ。と「普通」の枠組みに入れないことにかなり苦しみました。
だから僕と同じような思いをしないように、これから良い世界になれば僕は嬉しいです。
皆さんのご意見もコメントでお待ちしています!
他人の幸せも考えて生きていきたいね!
本当にそうだね!ぜひ、みなさんのご意見もお待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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